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ピストンリングとは?
図1.内燃エンジンのシリンダ断面
ピストンとシリンダー間で、エンジンが効率良く仕事をする為に必要な部品です。 ピストンリングには大きく分けて4つの機能があります。
機能1 燃焼ガスのシール
シリンダ内の気密をピストンとシリンダ壁との間で十分に保つ機能
爆発した時に発生した燃焼ガスがピストンとシリンダーの隙間にもれてしまわないように一生懸命ふたをしています。
燃焼ガスがもれてしまうと、十分なパワーを発揮できず、燃料の消費量が増えてしまい、経済的にも環境的にもよくありません。
機能2 潤滑油(エンジンオイル)のコントロール
焼き付きを防止する為に、常に必要最小限の潤滑油膜を作る機能
図2.潤滑油の動き
ガス爆発を何回も繰り返すため、エンジンの中のピストンは1分間に数千回以上もの速さで上下に往復しています。
その時に金属と金属が擦れずにスムーズに動けるように、少量のオイルを少しずつ流します。
そのオイルの量を調整しているのがこのリングです。
機能3 伝熱機能
ピストンで受けた熱量をシリンダ−へ逃がす機能
図3.燃焼熱の流れ
ガス爆発を起こすとピストン内の温度は約300℃まで熱くなってしまいます。
その熱がピストン内にたまってしまうとエンジンが破損してしまう可能性があるため、その熱を内部からうまく逃がしてあげなくてはいけません。
そのお手伝いをしているのもこのピストンリングです。
機能4 ピストン姿勢のサポート
ピストンがシリンダー壁に強く接するのを防ぐ機能
図4.ピストン姿勢サポート
ピストン内部の姿勢が斜めに傾いたりすると動いている間にいろいろな箇所にあたってしまい、これもエンジン故障の原因となってしまいます。
ピストンがスムーズに上下運動出来るようにピストンリングがピストンを支えています。
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