株主・投資家の皆様へ

代表取締役会長兼CEO 末廣 博

平素は格別のご高配とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。はじめに、このたびの新型コロナウイルスでお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、現在も社会・経済機能の回復にご尽力いただいている皆様に心より感謝申し上げます。

弊社第88期が終了しましたので、概況につきご報告申し上げます。

2021年6月8日

代表取締役会長兼CEO末廣 博

2020年度の業績について

この一年の経営環境は、コロナの拡大による緊急事態宣言発出に伴う国内の経済活動の自粛や個人消費の減少、また海外各国でのロックダウン等により、世界的に経済が減速する厳しい展開となりました。中国では夏前からいち早く回復が見られ、また年後半には各国の緊急経済対策などが奏功し、国内外ともに持ち直す展開となりましたが、通年では中国を除く各国・地域の成長率が2009年(リーマンショック)以来となるマイナス成長を記録しました。
自動車業界におきましても、国内、欧米、中国以外のアジア各国の自動車販売台数が、年後半は持ち直したものの、通年では前年比2桁のマイナスを記録、また中国でも、4月以降は急速に回復したものの年前半の落ち込みが激しく、通年では小幅ながら前年比減少となり、3期連続で前年度を下回るという大変厳しい状況となりました。

こうした経営環境のもと、2020年度弊社第88期業績につきましては、売上高は前年度比14.9%減の1,520億円となりました。利益は、夏場以降、グローバルでの自動車販売台数が回復したこと、また原価低減活動や合理化の推進といった経営努力の継続的かつ強力な遂行が奏功し、第3四半期以降の業績は急回復を見せましたが、年前半の売上高の減少に伴う操業度の減少はカバーしきれず、営業利益は98億円(前年同期比28.9%減)、経常利益は141億円(同13.8%減)、親会社に帰属する当期純利益は54億円(同25.3%減)と、いずれも減益となりました。一方で、将来の成長に繋がる革新的な生産合理化や競争力強化のための研究開発・設備投資については戦略的に実行しました。

当事業年度の配当につきましては、期末配当23円とし、お支払い済みの中間配当21円と合わせ、年間44円とさせていただきたいと存じます。

変容する事業環境に対応し、23中期計画を着実に遂行します

自動車業界が大変革の時代を迎え、また新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済・社会変容や国際情勢の不確実性が増すなか、変化がますます加速しており、弊社を取り巻く環境は一層厳しくなるものと思われます。
こうした状況に対応するため、弊社は2020年4月にスタートした23中期経営計画で掲げた経営方針を着実に遂行してまいります。
安全・環境・防災への配慮を徹底し、培った高い技術、世界6極にまたがるモノづくりの力、お客さまとの幅広いネットワークといった強みを活かして、環境改善に貢献するパワトレ商品をグローバルに提供してまいりますとともに、コア技術を応用した新分野の開拓および新規事業の創出を加速させて、お客さまや社会のニーズにしっかり応えてまいります。
また、働き方改革を推進し、健康と安全が確保された働きがいのある職場づくりに努め、全社一丸となって持続的成長の実現に注力し、企業理念に掲げる「クリーンで、クオリティの高い地球社会の実現」に貢献してまいります。

今後とも、株主の皆様の変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

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